お金の不安に答えるコラム

「伝えたい想い」は、きちんと残す。豊かなセカンドライフを送る遺言のススメ。

 

こんにちは、マネーヘルスサポートの岩野です。

 

「遺言」という言葉を聞くと、なんだかまだ早いような、あるいは少し重たいような気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、50代、60代を迎える今だからこそ、少しだけ立ち止まって考えてみませんか?

大切なご家族や、ご自身の「これから」をより豊かにするために、遺言は実はとても心強い味方になってくれるんです。

人生は何が起こるかわからないもの。

もしもの時に、遺言があればご家族にとって大きな安心につながります。

そして何よりも、ご自身の「こうしたい」という気持ちを、伝えられるものが遺言なのです。

 

 

「遺言」って、どのように役立つの?

遺言は、トラブルなく資産を継承するために、とても大切なツールです。

例えば、

  • 残されたご家族の負担を減らしたい
    • 遺産分割でもめることは、ご家族にとって精神的な負担が非常に大きいものです。
    • 遺言があれば、ご自身の意思が明確になり、スムーズな手続きに繋がります。
  • 特定の誰かに財産を多く残したい
    • 法律で定められた相続分とは別に、特定の方に多く財産を残したいという希望がある場合も、遺言でその意思を明確にすることができます。
    • 法律上の婚姻関係がない方や、親族以外の方に財産を渡したい場合、遺言がなければそれは非常に困難です。
  • 可愛がっているペットの行く末を心配している
    • ご自身亡き後のペットの世話について、費用を含めて指定することも可能です。
  • 事業をされている場合
    • 事業承継をスムーズに行うためにも、遺言は重要な役割を果たします。
    • 後継者や事業用資産の扱いを明確にできます。
  • 寄付を考えている場合
    • 特定の団体やNPO法人などに寄付をしたいという希望がある場合も、遺言によってその意思を実現できます。

 

「遺言って難しそう…」そんなことはありません!

「遺言」と聞くと、法律の専門用語が並んだ難しい書類をイメージされるかもしれません。

でも、ご安心ください。さほど難しくはありません。

遺言にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。

一般的に、ご自身で作成できる「自筆証書遺言」と、公証役場で作成する「公正証書遺言」の2つがよく知られています。

  • 自筆証書遺言
    • 自分で全文を書き、日付と氏名を記し、押印することで作成できます。
    • 費用はかかりませんが、書き方に不備があると無効になったり、紛失・偽造のリスクがあるため、法務局で保管してもらう制度(自筆証書遺言書保管制度)を利用することも可能です。
  • 公正証書遺言
    • 公証役場で公証人と証人2名が立ち会って作成します。
    • 法律の専門家が関わるため、形式不備の心配がなく、原本が公証役場に保管されるため安心です。
    • 金額に応じて公証役場での手続き費用が変わります。(例:3,000万円の相続がある場合、23,000円 ※2025年6月1日時点)

 

遺言作成に向けて、具体的にどんな準備が必要?

いざ遺言を作成しようと思っても、「何から始めたらいいの?」と迷われるかもしれません。

でも、ご安心ください。具体的な準備は、意外とシンプルです。

  1. まずは「誰に」「何を」「どうしたいか」を考えてみる

    • 財産を誰に渡したいですか?:配偶者、お子様、ご兄弟、親戚、友人、内縁の配偶者、お世話になった方、団体など、具体的に名前を挙げてみましょう。相続人の関係図を書いておくと便利です。
    • どんな財産がありますか?:預貯金、不動産(ご自宅、土地など)、有価証券(株、投資信託など)、生命保険、自動車、骨董品、絵画、貴金属など、お持ちの財産をざっくりと書き出してみましょう。細かくなくても大丈夫です。
    • それぞれをどう分けたいですか?:「自宅は長女に」「預貯金は夫に5割、次女に5割」「あの絵画は友人に」など、漠然としたイメージでも構いません。
  2. 財産を把握する

    • 上記で書き出した財産について、具体的な残高や所在地、名義などを確認しましょう。預金通帳や証券会社の残高報告書、不動産の権利証などを一度確認しておくと、遺言作成がスムーズに進みます。
    • 借金などの負債についても、把握しておくことが大切です。
  3. 専門家への相談を検討する

    • 「自筆証書遺言」はご自身で作成できますが、法的な要件を満たしているか不安な場合や、より確実に遺言を残したい場合は、「公正証書遺言」の作成を検討し、ご不安な方は行政書士や司法書士、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
    • 特に、相続人が複数いる場合や、財産の種類が多い場合、特定の誰かに多く財産を残したい場合などは、専門家のアドバイスを受けるとよいでしょう。
    • マネーヘルスサポートでは遺言作成人生の棚卸しのサポートをしています。

 

まずは一歩踏み出してみましょう

遺言について考えることによって、ご自身の人生の棚卸しができます。

現時点であなたの想いを書き記し、大切な方々への愛情を形にするための前向きな行動に踏み出してみましょう。

まだ具体的に何を書けばいいかわからなくても大丈夫。「遺言」は、何度でも書き換えることができます。

まずは、ご家族のこと、ご自身の財産のこと、そして「こうなってほしい」という未来への願いなど、漠然とでもいいので考えてみてください。

 

「そろそろ考えないといけないかな」そう思われた今が、まさにその時かもしれません!

マネーヘルスサポートでは、お金の健康をサポートする情報をお届けしています。

遺言についてもっと詳しく知りたい、具体的にどう進めたら良いか相談したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ご自身の未来、そして大切な方々への想いを形にするお手伝いをさせていただきます。

 

 

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