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【金融基礎編】インフレ時代の資産防衛術。現金だけでは「目減り」する本当の理由

 

こんにちは、マネーヘルスサポートの岩野です。

 

最近、スーパーでお買い物をしていると、どんどん値上がりしているなと思う場面も増えたのではないでしょうか。

株価が上がっているというニュースを耳にする一方で、「投資は自分には関係ない」と距離を置いている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、今の日本において「何もしない」という選択は、実は、大切に守ってきた資産を静かに失っていくことと同じ意味を持ちます。

 

今回は、なぜ現金だけでは足りないのか、そして具体的にどう資産を配置し直すべきなのか、その戦略についてお話しします。

 

 

「数字」は変わらなくても「価値」が変わる現実

私たちは、通帳の残高が増えているか、減っていないかという「数字」に目を奪われがちです。しかし、本当に大切なのは、そのお金で「何がどれだけ買えるか」という「購買力」です。

 

例えば、物価が年2%ずつ上がっていくと、今1,000万円で買えるものは、10年後には約1,220万円出さないと買えなくなります。数字が1,000万円のままでも、実質的な価値は2割近く目減りしてしまうのです。

「実質利回り」をプラスに転じさせる考え方

ここで意識したいのが、預金の金利から物価上昇率を引いた「実質利回り」という考え方です。

実質利回り = 資産の運用利回り - 物価上昇率

 

現在の銀行金利に対し、物価上昇率が2%を超える現状では、実質利回りは「マイナス」の状態です。

つまり、銀行に預けているだけで、毎日少しずつ資産の価値が削り取られていることになります。

このマイナスをプラスに転じさせるためには、物価上昇率を上回る利回りを目指す資産を組み込んでいく必要があります。

 

 

資産を守り抜くための具体戦略:資産を「役割」で分ける

具体的には、資産を「攻め」と「守り」の役割に分けて配置することが有効です。

1. 「攻め」の資産でインフレを上回る

まずは、資産の価値を維持・向上させるために「攻め」の姿勢で育てる層を作ります。

投資信託などを活用し、少額からのつみたて投資で始めていく資産です。

 

ここで参考になるのが、市場全体の成長データです。日本を含む世界全体の株式市場の動きを示す代表的な指標(MSCI ACWI)の過去30年の平均リターンは、年率で8%程度の推移となっています。

また、金融庁が公表している資料でも、国内外の株式・債券に積立・分散投資を長期間続けた場合の運用成果は、年率2%〜8%に収束するというデータがあります。

※ソース:金融庁(はじめてみよう! NISA早わかりガイドブック)

 

こうした市場全体の成長を一部取り入れることで、インフレ率(2〜3%)を差し引いても、実質利回りをプラスで維持できる可能性が十分に考えられます。

特に現役世代にとっては、早く始めるほど複利の効果を長く得られ、実質利回りを引き上げるための近道となります。

2. 「守り」の資産で生活の土台を固める

一方で、すべてを投資に回すのは危険です。

病気やケガ、急な出費に備えて、生活費の3ヶ月〜半年分程度は「守り」の資産として、すぐに引き出せる現金(預金)で確保しておきましょう。

この「守り」があるからこそ、市場の変動に一喜一憂せず、腰を据えて「攻め」の運用を続けることができます。

3.日本円という「一点張り」を避ける

また、一つの手として、資産を「円」だけで持たず、通貨を分散することも検討に値します。

私たちの生活は、エネルギーや食品を輸入に依存しており、円安が進むと国内の物価はさらに上がります。

日本株への投資で国内企業の成長を応援しつつ、同時に外国株式などを通じて外貨の側面を持つ資産も組み入れる。

このように市場全体に分散投資を行うことは、結果として「円」という一つの通貨に依存しない、有効な備え(ヘッジ)になります。

 

 

まとめ

「私の家計において、現金と投資のベストな比率は?」

「具体的に何から始めたらいいのか、今の配分で大丈夫?」

こうした判断は、お一人おひとりの収入や年齢、将来の支出予定によって全く異なります。

 

マネーヘルスサポートでは、今の時代に合った「本当の資産の守り方」を整理し、納得感のある一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。

気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください!

 

 

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